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伊坂幸太郎『ホワイトラビット』~人じち籠城サスペンス小説~

投稿日 : 2018年11月27日 / 更新日 : 2018年11月27日

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伊坂幸太郎『ホワイトラビット』を読みました。

犯罪組織のドタバタを描いた作品は何作か読みましたが、本作も同系で人質を取って立てこもる犯人が主役です。

ですが、何作読んでも、独特のユーモアが溢れる伊坂作品は、おもしろいです。

しかも今回は、黒澤がかなり活躍します!

伊坂幸太郎『ホワイトラビット』

あらすじ&感想

警察の特殊部隊(SIT)に、仙台のとある住宅に犯人が籠城していると連絡が入る。しかも住人を人質にとっているという。

現場で指揮をとる夏之目は、犯人からコンサルタントの折尾を探すように指示され、何とか見つけるのだが、・・・

コンサルタントのオリオオリオは、オリオン座の薀蓄を語りだしたり、質問に正直に答えようとしない。

籠城事件は時間だけが過ぎていくが、結末はなぜか突然迎えることになるのだが・・・

籠城の犯人、黒澤、人質家族、夏之目、謎の犯罪組織それぞれがそれぞれの事情を抱え、偶然が重なり合うことで、物語が予想外の方向へと進んでいく。

 

正直、読んでいて前半は物語が進んでいるのかわかりません。しかし、最後まで読むことで、アレッと思います。

そして、もう一度前半から読み返し、最後にニヤっとできる作品です。

普通のサスペンス系の小説と違い、後半のどんでん返しや、日常の人の思いをユーモアも混ぜて描くのは、いつもながら楽しめます。

ちなみに、この物語のアクセントになるが「オリオン座」と「レ・ミゼラブル」です。

オリオン座

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