令和3年2月からオンラインで法人設立時の手続きをワンストップで申請できるようになりました。
マイナンバーカード、パソコン(スマホ)、ICカードリーダライタ(パソコンのみ)が必要ですが、24時間対応でかなり便利です。
やろうと思えば、司法書士、税理士、社労士といった専門家のサポートがなくても社長ひとりで全て手続きが完了できそうです。

社長ひとりで全て手続きできる?
このシステムのメリットは、マイナンバーカードとスマホがあれば社長自身で手続きできるところで、簡単な問診(質問)に受け答えすることで必要な書類が選択されて作成できるところです。(しかも24時間対応)
実際に自分でも問診のところだけやってみたのですが、税金部分は質問の意図がよくわかり、スムーズに行きました。
ただし、法務局が管轄する登記に関係するところや、雇用保険や社会保険に関係するところは戸惑うことがありました。やはり専門知識が必要なくても、基本的な知識がないとミスする可能性があるのかなと言う印象です。
なお、質問に対して「はい」「いいえ」以外に「わからない」という選択ボタンも用意されており、わからない場合は詳細ウェブサイトのリンクに行って詳しい内容を確認できます。
もし、設立費用の節約のために、社長ひとりで手続きをしようともうのであれば、一つ一つ詳細ページを確認する粘り強さと、読み込むための時間的余裕が必要で、ある程度の覚悟は必要だと思います。
手続き自体が簡単でも、書類の意味まで簡単に理解できるわけではないのですから。そういう意味で専門家のサポートが必要になるかもしれません。
そして、設立時に手続きしても法人の状況が変化すれば、変更の手続きも必要になるので、その都度手続きをする柔軟な対応も考慮しておきましょう。
DXで便利な世の中になっていくのね
また一つ便利なシステムが生まれて、世の中デジタルトランスフォーメーションで進化していくことが実感できます。
DXの進化を実感ができて良いことだと思いますが、旧式のやり方と混在している面は不便でなりません。過渡期なので仕方ないのかもしれません。
ただ悪い予感として、いつまで経っても完璧なデジタル社会が到来せず、ずっと過渡期の状態で不便を強いられる世の中になりそうで怖いところです。みずほ銀行のように。
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