
ひとり社長というのかひとり会社というのか、はたまたフリーランスというのか分かりませんが、従業員0人で業務をしていくのは開業時は気楽ですが、業務が増えてきたりスポット案件が入ると急に人出不足となります。
ひとり社長は、自分のできる業務量を把握しないと、すぐにアップアップの状態となり、既存のお客様に迷惑をかけることになります。
かく言う自分も、先般始まった「一時支援金の登録確認機関」に登録したことで、普段は静かな電話が頻繁に鳴り、確定申告時期にも関わらず最後の追い込みが進まず不安な気持ちになっています。
従業員がいれば、ある程度の段階まで進めていただき、最後の確認だけ税理士がすれば、問題は起きないと思うのですが、自分自身で相談から全て行っていくのは骨が折れる作業です。
相談してくださった方は、売上が半減し資金繰りが苦しい状況で、早く申請したいという気持ちで連絡してくださるのに、対応しきれない自分が歯が焼く、申し訳ない気持ちになります。
こちらとしてはすべての相談に対応したいのですが、まず確定申告、そして顧問先の申請が優先なので、スポットの相談に手が回りません。
そんな状態で一週間を過ごし、相談者には申し訳ないと思いつつ、一時支援金の事務局に連絡し、積極的対応はできない旨を説明し、登録確認機関の登録内容の修正をお願いしました。
相談してくださったのに対応できなかった相談者には申し訳ないですが、対応しきれないことをご容赦ください。
かと言って安易に従業員を増やすほどの余裕がないのも寂しいですが現状なのです。
なお、ひとつ不思議なのが法人からの問い合わせが意外に多いことです。法人であれば顧問税理士が付いているはずなので、その方に相談すれば良いと思うのですが、意外に顧問税理士が付いていない法人が多いのでしょうか。