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【予測】2021年から10年間は景気復活の年(ただし小規模事業者に限る)

投稿日 : 2021年2月15日 / 更新日 : 2021年2月15日

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2021年もコロナの話題は尽きません。
オリンピックの開催についても、一部トップの開催強行論ばかりで、それを聞く側は逆に冷めてしまい、中止フラグが立っているのでは?と勘ぐりたくなります。
良い話題はワクチンの接種が始まることですが、それも不安は拭い去れません。(政治家が率先してテレビの前で摂取すればいいのに!)
こんな状況で始まった2021年ですが、個人的にはここから10年ぐらいは緩やかに登っていく予想をしています。ただし、個人事業主レベルの小さな範囲ですが。

コロナウイルス

小さいレベルでの景気復活

個人的に2020年は大きな不安の中で過ごし、少しでも状況を把握できればと思い、コロナ関連の書籍を読むようにしました。
主に経済誌を中心に読んでいましたが、多くの書籍では、「元から悪かった経済をアベノミクスでよく見せていたものが、コロナで本質が現れて悪くなった。」というもので、「これからは本質的な改革をしないと経済は復活できないし、回復まで長期的な期間が必要。」というものが中心でした。
読んでいて暗澹たる気持ちになりますが、その一方で思うことはこれらの話は大企業を中心としたマクロ経済の話だということです。
もちろん大企業に務めるサラリーマンの、ミクロの生活レベルでも影響はあるはずですが、小さいながらも経営者である個人事業主については、経営者としての質を高めれば逆に良くなるのでは?と思っています。

個人事業主レベルで景気が回復する理由

小さい範囲で景気が良くなる理由は、まず漠然と、10年周期の景気悪化の後は景気が登っていくしかないからです。
2000年前後の就職氷河期、2009年前後のリーマン・ショック、2020年のコロナ不況と未曾有の経済危機がなぜか規則的に発生し、それぞれの経済危機の後は景気が右肩上がりで回復しているからです。
今回のアフターコロナの回復は、超少子高齢化や財政の超悪化もあり、急激な回復はなく緩やかな回復と予測していて、その恩恵は大企業レベルでは停滞程度の回復なのかもしれません。一方個人レベルではしっかりと考えて経営すれば景気は良くなるはずと期待しています。

個人レベルで景気回復する理由は、何より重りが少ないからです。
重りとは、コストのことで、大企業でも希望退職を募ったり、本社ビルを売却して軽くしようとしていますが、それでも大企業でありコストという重りは、やっぱり重いのです。景気が良いときは高出力のエンジンになりますが、景気が悪い今の状況ではガソリン(内部留保)を食いつぶすだけす。
一方個人事業主は、コストが少なく素早く立ち回ることが可能だからです。これは同族会社の法人よりも、さらに個人事業主のほうが軽いです。なぜなら登記や会社法という縛りもありませんから。
ただし個人事業主でもどんぶり勘定で、2年後3年後の計画がなく何とか日々の経営を回しているところは容赦なく廃業リスクが襲ってくると思います。
必要なのは、売上を伸ばす低コストな方法を考える力と、コストに意識を向ける財務分析の力が必要となってくるはずです。
もし、これらがうまく行けば、大企業に反比例して個人事業主はアフターコロナの10年間で業績を伸ばすことも可能だと信じています(もちろん希望的観測)
なんとかコロナが収束して景気が回復してくればと祈るばかりです。

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