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趣味を仕事に!で開業して失敗するパターン

投稿日 : 2020年12月4日 / 更新日 : 2020年12月4日

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趣味を仕事にしたいと言って開業する人がいますが、成功する人は少数で、大部分の人は失敗します。
そこで、趣味を仕事にして失敗する人のパターンを紹介します。

趣味を仕事にして失敗する人

趣味に飽きる

趣味を仕事にすれば嫌なことでも続けられる。とも言いますが逆も然りです。
趣味に飽きたり嫌いになった瞬間に、仕事も嫌になる可能性が高くなります。
仕事を生活のためにと割り切っていれば嫌なことも我慢できますが、趣味にすると飽きたときに必要以上のダメージを受けることになります。

支出の基準が甘くなる

事業で利益を出すことは、長く続けることができる理由の一つです。
利益よりも節税を重視して失敗する人が意外に多いですが、それはまた別の機会に紹介します。
利益を出すためには、売上を伸ばし、経費を必要最小限にする必要がありますが、趣味を仕事にすると、支出の基準が甘くなりがちです。欲しい物や高価な品を絶対に必要なものと自分を偽り購入してしまいます。
そして、事業として経費にすることで節税している感覚になりますが、制限なく支出すれば資金繰りが悪くなり、長期的に財務バランスが崩れ資金ショートになります。
たとえば、料理好きが飲食店を開業して、食材にこだわりすぎて失敗するパターンです。

私生活と事業の区別ができない

事業を継続するには、社会的に義務が伴います。
給料を支給すれば給与計算が必要ですし、源泉徴収して年末調整もします。
日々の帳簿をつけて確定申告をしますし、健康保険や年金、住民税も支払います。
仕事をするということは、これらの雑務もするということです。
趣味を仕事にすると、好きなことだけをして生活する。という感覚があり、仕事につきまとう雑務を嫌がる人が多いものです。
雑務を避けた結果として、税務署や役所から連絡が入り、修正申告や追徴課税など痛い目にあうことになります。

まとめ:趣味を仕事にしてはいけない

趣味を仕事にしてはいけない理由やパターンを紹介しました。
これは税理士として見てきた個人的意見です。世の中には成功するパターンもあります。
これから趣味を仕事にしたい人は、失敗するパターンを参考にして、成功に繋げてください。
なお、参考にしたからと言って成功するとも限らないのが世の中ですが。

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