事業を始めるタイミングについては、同じような記事を書きました。
今回は飲食店や美容室・整体など店舗を必要とするタイプについて考えてみました。
なぜなら、このタイプには立地という要素が加わるため、少し難しくなるからです。
そこで、これから開業する人のために、開業のタイミング2019バージョンを紹介します。

理想の立地に空き物件が出たタイミング
事業を開業するには「資格」「経験」「資金」「場所」が必要ですが、この中で、自分の努力が及ばないものが「場所(立地)」です。
どんなに固定客がついていて技術力に自信があっても、また、どんなに自己資金を貯めていても、店舗を構える場所(土地)には限りがあるため、自分の理想の立地が出てくるとは限りません。
そのため、開業のタイミングとしては、常に物件情報にアンテナを張っておき、理想の立地に空き情報が出た段階で、不動産屋からの情報をもらった段階で素早く開業するのが理想です。
「資格」「経験」「資金」は事前に準備しておくこと
不動産屋からの情報で理想の立地が見つかったとしても、開業に必要なその他の要素が足りないと、途中で挫折する可能性があります。
例えば、いざ出店場所が決まり、設備や内装工事に入りたいときに、資格や経験、自己資金が足りずに、融資が受けられなければ資金ショートしてしまいます。
場所は運の要素が強いですが、「資格」「経験」「資金」は自分の努力次第でなんとかなります。開業を目標にした段階から計画的に貯金と勉強・実務経験を準備しておけば、好立地という運が巡ってくるのを虎視眈々と待つことができます。
最悪なのは、好立地情報が出たのに、融資が通らずに開業できないことのはずです。
まとめ:開業のタイミングを準備万端で備える
美容室や飲食店・整体など店舗を必要とする人の、開業のタイミングについて紹介しました。
まとめとしては、「自己資金」「資格」「経験値」といった自分の努力で準備できる要素は数年前から備えておき、理想の物件情報が出たときに、満を持してすばやく開業するのがタイミングとして理想ではないでしょうか。
とは言いつつ、理想通りに行かないのが現実ではありますけどね。