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定額制美容室の売上の計上について考えてみた

投稿日 : 2019年5月27日 / 更新日 : 2019年5月27日

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定額制ビジネスが盛んです。エステやカフェなどにも拡がり、最近ではラーメン屋定食などもあると話を聞きます。
美容室でも通常のメニュー表ではなく、定額制を導入するところも出てきました。
そんなときの売上について考えてみます。

定額制美容室の売上計上

売上の計上はサービス提供時点

美容師や整体など物ではなくサービス(役務)を提供する事業の売上は、そのサービス(役務)の提供が完了した時点で計上します。
そのため、通常のメニュー表(カット〇〇円、カラー〇〇円など)の料金体系を使う店舗では、お客にサービスを提供した時点で売上を計上します。
現金 〇〇円 / 売上 〇〇円 となります。

仮にクレジットカードで決済した場合で、実際の入金が数日後であっても、売上の計上時点は変わらないため、
売掛金 〇〇円 / 売上 〇〇円 となります。

一方定額制の料金体系を使う店舗では、1ヶ月〇〇円となっているため、追加の特別サービスが発生しない限り、毎月同額を売り上げに計上します。
ただし、当月分のサービス料を前月末までに支払う前払方式の場合は、決算または月末で「前受金」による振替処理が必要となります。
逆に、当月分のサービス料を翌月に支払う後払い方式の場合は、クレジトットカードと同じように「売掛金」による振替処理が必要となります。

正確に帳簿をつけようとすると、顧客ごとの売上管理が必要となり、単純な現金商売よりも難易度が上がりますね。

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