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断る勇気も必要?税理士にとって苦手な客・嫌な客3選

投稿日 : 2017年9月22日 / 更新日 : 2017年9月22日

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税金に限らずお金の相談に乗ってくれるイメージがある税理士ですが、税理士だからと言って人間なので思うことはいろいろあります。

そこで、人から聞いたり、自分で体験した税理士にとって苦手な客を紹介します。個人的意見なのでネタ的な記事として読んで下さい(笑)

税理士にって嫌な客・苦手な客

その1.過度な節税を要求してくる

まずは必要以上に税金を嫌がるお客さん。税理士の業務は税務書類の作成代行が基本で、税法の範囲内でできるだけ税金を減らすように努力します。

しかし『絶対に税金を払いたくない。』という理由だけで限度を超えた要求をしてくる場合があります。そんなときは『それは節税ではなく脱税ですよ。』とまでは言わないけれど、できないことを説明して納得してもらうしかありません。それでも納得してもらえないときは勇気を持って依頼を断るしかありません。

その2.資料をくれない、くれても申告期限ギリギリ

会計データの資料を要求してもなかなかくれないお客さんも困ります。税理士の仕事は資料があって初めて作業をスタートすることができるため、資料がないと全く進みません。

しかも確定申告など税金には申告期限があるため、申告期限ギリギリに資料を渡されても、作業時間がなく困りますし焦ります。なかには3月15日の朝に追加資料を持ってこられたケースも。あるとか・・・

その3.連絡が取れない

そもそも連絡が取れないなんて!と思うかもしれないけれど、連絡を取るにも一苦労なお客様もいました。

理由は高齢であったり、メールや連絡等のやり取りが嫌いだったりとさまざまです。

税理士としては、申告期限があるので、せめて何かしら反応して欲しい。と願うばかり。

独立開業後の対処方法

税理士にとって苦手なお客・嫌なお客さんをまとめてみました。これは開業前の勤務時代に体験したことや、他の税理士から聞いたことです。

独立開業してからは、どのお客様も真面目で誠実な方なので、困るような事態になったことはありません。

会計事務所で勤務していた頃は、お客様を断ることなんて考えられませんが、独立開業してからは合理的・効率的に動かないと上手く収入を確保できないため、自分のなかで一定の基準を作って、その基準を超える要求をするお客様については、断る勇気を持つようにしています。

目の前の収入を逃すことに惜しい気持ちもありますが、断らないことで他のお客様が迷惑することがあっては絶対にあってはならない。と思うからです。

また、ひとり会計事務所の場合は、いかに効率的に動くかを考えないと、すぐにパンクしてしまうので必要不可欠な判斷だと思っています。

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