確定申告などで税理士が必要なときに、あなたはどのように税理士を探しているでしょうか?
最近では、パソコンで検索するのが当然だと思いますが、単純に『税理士』と検索すると、税理士紹介サイトにページを占められてしまい、本当の意味で検索結果が表示されにくい状況です。
そこで、パソコンで税理士を検索する上で、より理想に近い税理士を探すための検索方法を紹介します。
基本は『税理士 場所 目的』で検索
税理士をパソコンで検索するキーワードは『税理士 場所 目的』が基本です。
東京の税理士を探したいのに、大阪の税理士が検索結果に表示されても困りますから場所を入れます。場所は具体的に『市や区』でも良いですし『最寄り駅』でも良いと思います。
その後の第3キーワード『目的』は、自分が求めている理想の税理士について入れます。理想がなく単純に決算業務だけをお願いしたいときも『決算のみ』と入れると、決算のみでも対応してくれる税理士が見つかります。
税理士にも得意分野がある
検索キーワードに『目的』を入れる理由には、税理士にも得意分野と不得意分野があるからでもあります。
税理士の業務範囲は広いため、すべてに精通している税理士はほとんどいませんし、また会計事務所の営業方針で一定の業種だけを専門としている場合もあります。
目的は自分の優先順位が高い基準を入れる
そのため『目的』は、優先度の高いキーワード入れると、理想の検索結果が表示されやすくなります。
例えば、経営している業種(飲食店、美容室、歯科医、薬局など)をいれることで、専門性の高い税理士が見つかります。
報酬や費用面を重視している場合は、『格安』『決算料なし』『相談料無料』などのキーワードを入れてみましょう。
変わったところでは、女性税理士を探している場合は『女性』と入れてみましょう。
このように基本は『税理士 場所』ですが、それにプラスして自分の理想や要望も検索キーワードに追加すると、より理想の税理士が見つかりやすくなります。
第3キーワード『目的』の例
- 『決算のみ』
- 『格安』
- 『月次決算』
- 『連結決算可能』
- 『事業承継』
- 『相続税』
- 『確定申告』
- 『法人成り』
- 『給与計算対応』
- 『経理代行』
- 『◯◯業(業種)』
- 『親切』
- 『毎月訪問』
- 『無料相談』
- 『女性』
- 『個人事務所』
- 『税理士法人』
- 『顧問料◯万円(金額)』
- 『若手』
- 『ベテラン』
- 『迅速対応』など・・
(おまけ)地元の税理士会でも紹介してもらえます
税理士を探す方法としては、主に3つ『検索』『人脈』『税理士会』があります。
そのうち最後の『税理士会』も是非活用して欲しいと思います。税理士会は各自治体に支部を設置していて、支部では無料で税務相談していたり、支部に所属している税理士を紹介してくれます。
税理士会は一般企業ではなく、税理士の会費で運営されているため、相談や紹介で料金を請求することもないので積極的に活用したほうがいいのになぁ。と個人的に思ったりします。
まとめ
理想の税理士を探すために、パソコンでの上手な検索方法を紹介しました。基本は『税理士 場所』ですが、追加で『目的』も入れることがポイントです。
ですが、最後のアドバイスで、契約する際は実際に会って話してみることをオススメします。税理士とは長い付き合いになるため、業務内容や報酬よりも相性や性格が重要になってくるからです。