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自己資金があっても日本政策金融公庫の融資を受けるべき3つの理由

投稿日 : 2017年8月23日 / 更新日 : 2017年8月23日

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美容室など個人事業を開業するするときに、融資を受けず自己資金だけで始めようとしていませんか?

小さい店舗で内装工事などの初期投資が少なく、かつ自己資金も多いという人は、創業融資を受けないでも営業できるかもしれません。

ですが資金繰りの面から考えると、やはり創業融資は受けておくことをオススメします。それほどに創業融資は追加融資とは違うメリットがあるからです。

そこで、これから開業を目指す個人事業主のために、自己資金があっても創業融資を受けたほうが良い理由を紹介します。開業を目指す方は参考にしてみてください。

自己資金と創業融資のバランス

低金利・無担保・無保証人

まず創業融資をオススメする理由は、開業後に資金繰りが悪化してから追加融資を申し込むよりも、金利面や担保の面で有利だからです。

これは融資する立場になって考えれば当然ですが、これから開業する事業主と、開業したけれど資金難で融資を申し込む事業主の2人がいた場合に、どちらに有利な条件で融資するかと言えば、リスクを嫌う金融機関としては前者のほうが有利となります。

自己資金が豊富で創業融資が不要であっても、1%~2%の低金利あれば利息の負担は大きくなく、将来の資金難に備えておくメリットのほうが大きいと言えます。

特に日本政策金融公庫の創業融資は、開業する人を応援する国の機関という位置付けのために、この傾向が強くなります。

返済の実績を作る

自己資金があっても創業融資を受ける理由としては、金融機関とのパイプづくりです。

融資を受けて、しっかりと返済したという実績を作ることで、いざ融資が必要なときに金融機関との信頼関係ができているメリットがあります。

先ほどと同じ理屈ですが、金融機関としても初めて取引する事業主よりも、返済実績のある事業主と取り引きしたいと思うのが当然だからです。

融資が受けやすい

追加融資と創業融資の違いに審査基準や申込みやすさがあります。

追加融資の場合は、過去の決算書や確定申告書を必要書類として添付することで、これまでの事業実績が審査基準となります。

しかし創業融資の場合は、過去の確定申告書や納税証明書を添付するのは、未納や滞納がないかを確認するためで、事業実績とは意味が少し違います。

開業後に融資が必要となるケースとしては、新しい設備投資が必要な場合や、資金繰りが悪化したときのため、後者で融資を申し込む場合は、過去の実績がネックになることを注意しておきましょう。

まとめ

たとえ自己資金が豊富であっても創業融資を受けたほうが良い理由を紹介しました。

資金繰りについては悪化する前に対策しておくほうがメリットがあります。それを考えたときはメリットが多い創業融資を利用するのも一つの手段です。

開業の際は自己資金と創業融資のバランスについて検討してみてはいかがでしょうか?

創業融資に強い税理士事務所

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