6月7月は専門学校のカリキュラムがほぼ終了し、受験生は税理士試験のラストスパートの時期です。
しかし、受験生の中には、税理士試験を惰性(年中行事)だけで受験する方もいます。
勉強不足で合格するはずもないと思いつつも、年中行事として試験に臨むという人です。
そんな人のために、税理士試験へのメンタルや心の持ち方を考えてみました。
税理士試験へ臨む方へ
自分の場合は、税理士試験の合格に8年かかりました。
受験生当時の頃は、とてもつらく苦しい日々でしたが、今はもうそれも忘れてしまいました。
あまりにも辛くて、不合格が続いていたときは、税理士試験を諦めていた時期もありました。
諦めてから1年後に、税理士試験を途中でドロップ・アウトすることが納得いかず、再度チャレンジして今に至ります。
税理士試験の不安をなくすには、合格するしかないと思い込んで頑張りました。
もちろん、合格したあとは別の苦しみや大変さが待っていますが。
もし、今税理士試験をやめようかと悩んでいる人がいるなら、強い覚悟を持ってほしいと思います。
この試験は、頭がいい人が受かるわけではないような気がします。強い覚悟と運がある人が受かっています。
自分は、途中、覚悟が弱くなり公務員試験へ寄り道もしました。
しかし、再び頑張る覚悟をして、なんとか8年で合格することが出来ました。
合格しなくても会計事務所で勤務することはできますが、合格すれば独立や開業・転職など選択肢が確実に広がります。
税理士試験の期間が1年2年と長期化するに連れて、まわりの家族の意見や考えが変わります。受験生には合格してほしいと思いつつ、月日が立つにつれて諦めてほしいという気持ちが出てきます。
税理士試験は科目合格制のため諦めなければ、いつまででも挑戦できる資格だからです。
残り1科目なら受験生は諦めないでしょうが、残り1科目で何年も足踏みしていると家族からすれば諦めてほしいと思うかもしれません。
受験生は自分の気持だけでなく、まわりの家族の気持ちも考える必要があるかもしれません。