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「税理士に丸投げしたいタイプ」と「自分で申告までやりたいタイプ」

投稿日 : 2015年7月3日 / 更新日 : 2018年3月15日

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会計事務所ではたくさんの顧問先がいて、税理士としてさまざまなお客さまに対応します。

その中で気づいたことですが、お客様は「とにかく丸投げしたい」タイプと「自分でもできるし、やりたい」タイプの大きく2つに分けることができることです。

そこで、2つのお客さまのタイプについて考えてみました。

顧客のタイプ

とにかく税理士に丸投げしたい!

経理や税金のことは何もわからないし、勉強する気もないから、とりあえず誰かにやってほしい。というタイプです。

また、自分でも簿記の知識があり帳簿も付けられるけれど、細かいところが不安だったり、本業に専念したいので、バックオフィス業務は税理士に頼みたい。という人もいます。

このタイプの人の多くは税理士と顧問契約して資料を丸投げしています。

アドバイスはもらえるけれど、基本的に自分で記帳をする青色申告会という組織には向いていないと思います。

自分で帳簿を付けて申告書も作る

簿記の知識があり、自分で帳簿を付けて、確定申告書も自分で作成するタイプの人です。

このタイプの人は税理士を必要とはしない。または補助的な役割で税理士にサポートしてもらいたい人が多いです。

わからないことがあっても自分で調べることができるのもこのタイプの人です。

また、自分で帳簿を付けられるため、青色申告会に加入するのもこのタイプの人が多いと思います。

自分で経理ができるようになりたい

上記の他に、簿記の知識はないけれど、開業にあたり経理を自分でやりたい人もいます。

このような人は、税理士や青色申告会でサポートを受けながら、帳簿の付け方を学びます。

このタイプの方は、事業に対して熱心な人が多く、細かい点について不安になる人が多いです。

なお、税務署や青色申告会で開催している記帳方法のセミナーに参加するのも、このタイプの人が多いような気がします。

 

事業に成功しているタイプ

どちらのタイプが事業に成功しやすいかの傾向は見られませんでした。

どちらのタイプでも成功している人もいれば、失敗している人もいるからです。

ただ、女性の経営者ほうが、細かいことを気にしないタイプの方が多いような気がします。

これは、女性が数字に弱いというわけではなく、女性のほうが大胆であるのが理由のような気がします。

男女問わず細かい数字の違いを気にする人もいますが、細かい数字の違いを理解したからと言って、それが事業の成功につながるとも言えず、試算表ってなんだろうと思うことはあります。

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