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税法の難易度と合格率の関係性はない

税理士試験の各科目の合格率は10%前後です。多少科目と年度によって増減しますが基本は変わりません。

また、税理士試験の5科目合格者は毎年1,000人前後でこれも変わりません。

しかし、内容を見れば毎年必ず改正があるため、理論や計算で修正箇所や追加箇所が出てきます。

修正箇所は修正前のポイントを修正するだけなので、それほど難しくありませんが、

追加箇所は新しく覚えなくてはならないため、覚える受験生にとっては苦行のようです。

しかも、毎年の改正で追加箇所が増えるため、理論集の厚さは数年前に比べてかなり増えました。

消費税は新書ぐらいの厚さから長編小説の文庫本くらいの厚さに増加しましたし。

法人税に至っては、長編小説の上下巻セットのような厚さに変わってしまいました。まさに苦行!

これを考えると、合格率は変わらずとも難易度というか苦行度は年々増加していると思う!

2015年8月18日実施消費税法の試験

筆者が税理士試験の消費税を受けていた時は税率が5%の時代でした。

理論が少なくて計算もシンプルだから合格しやすいだろうと思って選んだ消費税で3回不合格した地獄の消費税。

しかし消費税も改正が繰り返されています。税率やら海外取引やら課税事業者の判定やら抜け穴防止対策やら枚挙に暇がありません。

当初の消費税は、スピード重視で、あわよくば計算の税額を合わせるという試験でしたが、

筆者が受けた頃ぐらいから、より実務色が強くなってきました。

にもかかわらず、試験の分量は変わらず、というか逆に様々な論点を入れたいがために増えています。

つまり、スピードが求められつつ、内容も深く理解していないと合格しない傾向が強くなりました。

消費税の今後は、税率の改正やらリバースチャージ方式やらさらに新しい論点も出てくるので大変です。

これは、消費税に限らず全ての税法に共通していますし、今後ますます顕著になります。

税理士試験を終えた受験生へ

今回試験を終えて手応えを感じた人もいれば、がっくりと肩を落とした人もいると思います。

とりあえず今はゆっくりと休んでほしいと思います。

就職する方はTACと大原の就職情報をまとめたので、こちらを参考にしてみてください。

受験に専念する方は、家族と今後の方針を話し合ってよりよいサポートを受けてください。

では、また。

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